やはりダレン先生は天才だった
いま、図書室で借りた
「ロード・ロス」
という小説を読んでます。。。
著者はあの大ヒットヴァンパイアストーリー、
「ダレン・シャン」
の、Darren Shan さんですよ!!
(1972年イギリス生まれの作家。)
これは面白くないわけがない。
読み進めてみての感想。
お も し ろ い。
……だめだ、私の雀の涙ほどのボキャブラリーでは上手く表せない……っ!
と、取り敢えずあらすじから説明しましょうね。
主人公・グラブスは、仲間とつるんで学校でタバコを吸ったりする、いわば不良。
ある日、その事を母親に姉が密告したことから、グラブスはひどく怒られてしまう。
姉に復讐としてやり過ぎたイタズラを仕掛け、その後姉の優しさに触れて仲直りしたのも束の間、
グラブスは家族が何か隠し事をしていることに気づく。
父親は、妻とグラブスの姉とでバレエのコンサートに行くので行かないお前はおばさんの家に泊まれと言い、グラブスはおばさんの家に送られてしまう。
どうしてもバレエのコンサートに行くというのが隠し事の口実に思えてならなかったグラブスは、おばさんの家を抜け、自分の家に向かっていってしまった。
家の中は物が散乱しており、ある部屋からは炎が上がっていた。
グラブスがその部屋のドアを開けると……
見るも無残な姿の両親と姉、そしてそれを喰らう悪魔が居たのだ!
んで、グラブスは入院先の精神病院に訪ねて来た、怪しげなダービッシュおじさんのもとで暮らすことになるんだが!
ここまでの長ぇ長ぇ話を要約すると、
ロード・ロスという悪魔に家族を殺された主人公・グラブスは、生前の両親が嫌っていた親類で、魔術が使えるというダービッシュおじさんの元で暮らすことになり、そこで自分の一族の秘密を知ることになる。
こんな感じか。
この小説に出てくるのは、
魔術師、狼人間、悪魔。
かっこいい。
中二ワールド全開だぜ。
表紙の絵も、これまたかっちょいいんだな。
描いている画家の方は「ダレン〜」のときからの同じ画家さんで、
世界観が見ただけでわかる、完璧な表紙。
「ダレン〜」のときもそうだったが、「ロード〜」でもそれは健在!!
一度チェックしてみては??